目次
📌 注目ポイント
- 障がい者が住み慣れた地域で安心して自立した生活を送れる社会の実現を目指します。
- インクルーシブな教育・雇用の推進、所得制限の撤廃、重度障がい者への経済活動支援の拡大など、障がい者の権利と生活の質の向上をめざします。
- 障がい者政策の策定に当事者の声を反映させる取り組みを進めています。
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インクルーシブな社会の実現
共生の教育・雇用環境をつくる
就職氷河期世代は「男性×非正規」といった単一のイメージでは語れず、多様な背景とニーズを持っています。
政策が届かない原因は、ペルソナ分析の欠如によるターゲットの解像度の低さです。
医療・福祉への接続、起業支援を含む柔軟な就労支援が必要であり、「ひきこもり」「非正規雇用」「介護・育児中」などの個別事情に応じた選択肢を用意することが重要です。
発達障がいへの理解を社会全体で深める
大人の発達障がいへの社会全体での理解を促進するため、「精神・発達障害者しごとサポーター養成講座」の更なる実施等、国による啓発活動・指導等の強化に取り組みます。
新しい社会参加・就労の機会を確保
既存の発想にとらわれない新たな社会参加・就労機会の場を確保します。
就労支援施設の製品を優先調達
障がい者支援のため、優先調達の促進(就労支援施設からの自主製品の優先調達)をします。
所得制限の撤廃で支援を公平に
障がい児福祉に関する所得制限を早期に撤廃するとともに、障がい者に関する公的支援全般についても所得制限撤廃をめざします。
情報と意思決定の権利を保障
視聴覚障がい者などの自己選択と自己決定が実現できる社会環境を整備するため、手話言語法、情報コミュニケーション法を制定します。
重度障がい者の自立支援
重度障がい者の自立支援給付に経済活動支援対象を拡大し、就労などの経済活動も給付の対象とすることで、自立を支援します。
障害者差別解消法の実効性強化
障がい者・難病患者が住み慣れた地域で安心して自立した生活が送れるよう、「障害者差別解消法」の実効性のある運用をめざします。